個人病院・クリニックへの転職事情
個人病院やクリニックは、町に根付いた身近なもので風邪気味や体調不良などよくある症状の時に気軽に通えるところです。
クリニックは入院施設がないか19床以下の医療機関とされ、医師は1名必要ですがその他は義務付けされていません。
それに対して病院は20床以上の医療機関をいい、医師は3名以上、患者3名につき看護師は1名必要で、加えて薬剤師1名も必要とされています。
いずれにせよ医療機関の形態からすると中小規模地域の住民に親しまれる存在となっています。
夜勤や残業もあまりなく、時間がとれることから、出産・子育てしているママさん看護師に人気の転職先です。
個人病院・クリニックの雇用条件や給与など
個人病院やクリニックに転職するには、特に雇用条件は必要なく、転職も一般的に行われていますが、しいて言えば、患者さんに笑顔で対応しコミュニケーションがとれる人がよいです。
総合病院などでは、患者さんは初めての人が多いと思いますが、クリニックなどの小規模なところではだいたい患者さんは決まってくるので、気さくに話しけることが重要です。
給料の面からみてみますと、夜勤や産業もほとんどなく、その分の諸手当もつかないので、収入面では総合病院などに劣ります。
収入重視や看護スキルを磨きたい看護師には向いていないかもしれません。
個人病院・クリニックに向いている人
個人病院やクリニックは地域に根差したものであり、患者も顔見知りなどが中心になってくるので、笑顔で気持ちよく対応できコミュニケーションをはかれる人が向いています。
最近クリニックなどは増えてきているので、いくら顔なじみとはいえ不快な思いをさせたら、よそのクリニックに行ってしまうかもしれません。
親しくコミュニケーションを取れることは患者さんをつなぎとめることにもなるし、狭いコミュニティでは評判や口コミがよかったら、とても集客になります。
メリットとしては、夜勤や残業はほとんどなく、日曜は休みなので家族でくつろげる時間もあります。
また看護師の数が少なくアットホームな感じなので人間関係で悩むことも少なくなり、ストレスもたまりにくいです。