男性看護師の転職事情
看護師は、以前女性の職場だったため看護婦と呼ばれてきましたが、最近は男性の看護師も徐々に多くなってきています。
男性の看護師は転職する際不利になり、採用されにくいといったことも言われていますが本当でしょうか。
これは採用する側との思いのミスマッチが原因と考えられます。
男女雇用機会均等法ができて男女どちらかの性別かを特定した表記ができなくなりました。
病院側は女性の看護師を募集したい場合でも、求人に「女性 と表記できないので、男性看護師が面接に来ても受かる確率は低いわけです。
そのようなミスマッチが続くと、男性の採用は不利なのではないかと思ってしまいます。
このような場合、転職サイトのキャリアコンサルタントが実際の募集の内容を聞いてくれるので、時間のロスもなく、早く有効な転職案件を見つけることができます。
男性看護師のキャリアアップ
看護師業界は女性が中心となって構成されていますが、その傍らで男性看護師のキャリアアップについて悩みが生じてきています。
女性についてはある程度キャリアアップの道筋がありましたが、男性にはまだそれが確立されていませんでした。
しかし、昨今の動きとして男性の最終キャリアを管理職とし、30歳ぐらいから主任、看護師長、看護部長の候補として昇格させるケースが増えています。
今までは女性の管理職の方が部下をまとめやすいという考えがありまたが、全体的なマネジメントは男性の方が得意なので、包括的判断能力が重視されてきたようです。
男性看護師の平均年収
看護師の平均年収は20歳~24歳(男性)平均年収405万円、(女性)平均年収381万円で、男性の平均年収が20万円ほど上回っています。
25~29歳(男性)平均年収446万円(女性)平均年収450万円で、ここでは男性の方が4万円ほど減っており、女性の諸手当が大きく上がっています。
30~34歳(男性)平均年収455万円、(女性)平均年収462万円で、この年代でもまだ女性の方が上になっています。
35~39歳(男性)平均年収495万円(女性)平均年収488万円で、ここで男性の方が逆転しましたが、これは女性にはライフイベントがあり、離職や夜勤のない職場に移ったと考えられ、男性は一家の大黒柱として夜勤もこなしているからだと思われます。