保育園への転職事情
看護師の転職先は、医療機関だけではなく、看護の専門知識を使い、園児の健康管理を守るために保育園や託児所でも必要としています。
保育園での主な業務は園児の健康管理や健康状態の観察、緊急対応としての応急処置、健康指導、保険だより作成、保護者への説明、環境整備などがあります。
幼い子供を対象とするため、小児科の経験がある看護師ならば子供の診療をする上で非常に役に立つと思われます。
また土日祝日が休みで残業もほとんどないため、出産・育児に一区切りついたブランク看護師や子育て中のママさん看護師に人気です。
保育園で働くことになるので、園児のような小さい子供が好きな人や子供とコミュニケーションをとることが上手な人が求められています。
保育園の雇用条件や給与など
保育園への転職には、特に雇用条件はありませんが、園児のような小さい子供が好きということが前提になり、コミュニケーションをちゃんと取れる人がよいです。
また小児科を経験されていた方が子供の診療にも慣れているだろうということで若干優遇されるようです。
保育園では、土日祝日休みの週休2日制で夜勤もなく残響もほとんどないわりには、給料はそれなりに良いです。
勤務先にもよりますが公立の保育園であれば常勤勤務で500万円いく人も少ないそうです。
私立の保育園の場合は、勤務先によって給料がまちまちで、大きく変わってくるので一概に言えません。
保育園看護師に向いている人
保育園看護師に向いている人は、前述したとおり、子供が大好きでコミュニケーションをちゃんと取れる人です。
メリットは、週休2日制の夜勤なし残業なしの状態なので就業時間は病院勤務の平均的な看護師に比べたらだいぶ少なく、仕事と家庭の両立がはかれます。
また病院勤務のような忙しさや慌しさはないので病院看護師のようなプレッシャーはありません。
一方、デメリットとしては、病院勤務で得られる看護師としてのスキルが身につかないことです。
また、病院勤務ではなかったような雑用が多く、保育士のような立場で果ては草むしりまでする場合もあるようなので、事前に業務内容を確認しておく必要があります。